占い師の収入
占い師の収入は「いくらもらえるか」ではなく「いくらの単価で、何分つながるか」で決まります。順番に分けます。
占い師の報酬は、分給 × 鑑定した分数です。デビュー時の分給は 50〜80 円というのが公開されている下限で、毎月の査定で上下します。お客さまが払った額のうち占い師に渡る割合を公表しているのは、当社が調べた 9 社のうち 1 社だけで、平均 34.2% です。電話占い ゆくえ は占い師が自分で料金を決める形で、払った額の 60% が先生に渡り、査定はありません。
報酬は分給 × 鑑定分数
占い師の報酬は、時給ではありません。鑑定した分数に、1 分あたりの単価(分給)を掛けたものです。待っている時間は入りません。当社が 2026 年 9 月に 9 社の募集ページを見たところ、待機中を無給としている点は 9 社とも同じでした。
だから「月にいくら稼げますか」という問いには、そのままでは答えられません。答えられるのは「分給がいくらで、1 か月に何分つながったか」だけです。この 2 つの掛け算が収入です。なお、ここから先に出てくる数字は、会社が単価を決める形の電話占いのものです。占い師が自分で料金を決める形もあり、ゆくえ はそちらです。
デビュー時の分給
始めたときの 1 分あたりの単価を公開しているのは、9 社のうち 7 社でした。下限は 50〜80 円です。1 社は 60〜121 円と幅で書いていました。公開していないのは 2 社です。
この数字を実感に直します。分給 60 円なら、1 時間ぶん鑑定して 3,600 円です。ただしその 1 時間を埋めるのに、何時間待つかは分かりません。指名が入らなければ 0 円です。
毎月の査定で何を見られるか
多くの会社が、分給を毎月見直します。見直しの材料として公開されているのは、待機した時間、鑑定した件数、同じお客さまが戻ってくる率、口コミの評価、スケジュールを出しているかどうかです。1 社は 7 つの項目を挙げていました。
ここが、始めるときの条件よりも効いてきます。分給が上がる仕組みは、裏返すと下がる仕組みでもあります。
取り分(お客さまが払った額の何%か)
ここが、占い師の側からいちばん見えにくいところです。分給は公開されていても、「お客さまが 1 分 300 円払ったうちの、いくらが自分に来るのか」は書かれていません。
当社が調べた 9 社のうち、この割合を公表していたのは 1 社だけでした。その会社は 2025 年の実績として「報酬率(報酬 ÷ ユーザー課金)は平均で 34.2%」と書いています。
他社は公表していません。当社がお客さまの単価と分給の下限から逆算した範囲は 18〜40% でしたが、これは推定であって、確かめた数字ではありません。逆算に使った単価は各社の公開ページの値なので、実際にお客さまが払っている平均額とは違う可能性があります。
ゆくえ は、占い師が自分で料金を決める形です。お客さまが払った額の 60% が、その先生に渡ります。当社がいただくのは残りの 40% です。全員同じで、上げ下げしません。査定もありません。当社が単価を決めないからです。
会社が出す月収の例をどう読むか
募集ページには、在籍している占い師の月収の例が出ています。当社が見た範囲では、月 7.5 万〜182 万円、27 万〜130 万円、31 万〜130 万円、17 万〜75 万円といった形です。
この幅は、平均値として使えません。上限は上位の数名、下限は始めたばかりの人です。自分がどこに入るかを、この数字から予想することはできません。1 社は「在籍の 60% が月 35 万円以上」と書いていましたが、これは在籍している人のうちの割合で、応募した人のうちの割合ではありません。
稼げなかった人が辞めた理由
辞めた占い師 663 名へのアンケートでは、辞めた理由の 1 位は「お客がこない・集客が難しかった」でした。この数字は他社がまとめたものを当社が読んだだけで、原典にはあたれていません。
条件よりも、指名が入るかどうかが先に効きます。単価が高くても、待機中が無給である以上、つながらなければ収入になりません。働く先を選ぶときにここをどう見るかは、働きやすい電話占いの見分け方に書いています。
他社の分給・取り分の数字は 2026 年 9 月に各社の募集ページで確認したものです。逆算した 18〜40% は推定です。ゆくえ の取り分 60% は 2026 年 9 月 21 日に定めたもので、変えるときは 1 か月前にこのサイトでお知らせします。
よくある質問
公表している会社は 1 社だけで、平均 34.2% です。他社は公表しておらず、当社が客単価から逆算した範囲は 18〜40% でした。これは推定であって確定した数字ではありません。
663 名へのアンケートでは、1 位が「お客がこない・集客が難しかった」でした。この数字は他社がまとめたものを当社が読んだだけで、原典にはあたれていません。