電話占いのオーディションで見られること
/ / 執筆 電話占い ゆくえ / 書き方の決まり
電話占いの選考は、電話での模擬鑑定が中心です。占いの腕前に加えて、電話での聞き方と伝え方も見られます。
電話占いのオーディションは、会社の担当者がお客さまの役になり、電話で鑑定する「模擬鑑定」が中心です。当社が 2026 年 9 月に募集ページを読んだ 9 社のうち 8 社が行っており、話し方と鑑定の力の両方が見られます。自社の合格率を募集サイトに書いていたのは 1 社だけで、「約5%」という数字の出どころは書かれていません。電話占い ゆくえ には選考がなく、本人確認の書類と電話番号の登録、先生の規約への同意で登録できます。
電話占いのオーディションとは
電話占いのオーディションとは、電話占いの会社が占い師を採る前に行う選考のことで、中心は電話での模擬鑑定です。当社が 2026 年 9 月に募集ページを読んだ電話占い 9 社(以下「9 社」)のうち、8 社が電話での模擬鑑定を行っていました。
模擬鑑定とは、会社の担当者がお客さまの役になり、応募した人が本番と同じように電話で鑑定する試験です。「実技審査」「モニターテスト」と呼ぶ会社もあります。残る 1 社は、応募したあとの流れを公開していませんでした。
選考の流れと、かかる日数
選考は、応募、書類と電話での確認、模擬鑑定、合否の連絡の順に進むのがふつうです。
- 応募フォームを送る
- 書類の選考と、電話での確認
- 模擬鑑定
- 合否の連絡
応募してから連絡が来るまで
連絡の目安は、最短で即日から 3 日以内とする会社と、応募日から 4 日以内とする会社が 1 社ずつでした。書類の選考の基準を書いていた 1 社は、鑑定の実績や経歴をもとに選ぶとしていました。
電話の面接で聞かれること
電話の面接で聞かれるのは、応募フォームに書いた内容と、これまでの経歴が中心です。確認の電話は、15 分ほどとする会社と、入力した内容をもとに 20〜30 分ほどとする会社が 1 社ずつでした。
模擬鑑定のあとに、仕事の内容を聞き取る最終の審査を置き、続けて契約の内容を相談する会社も 1 社ありました。「会社に出社することはありません。全て電話やメール等でのやりとり」と書き、応募や審査に費用はかからないと明記した会社も 1 社です。
模擬鑑定では何をするのか
模擬鑑定では、担当者を相手に、本番と同じように鑑定します。担当者を実際に鑑定させる、と書く会社が 2 社ありました。うち 1 社は「電話したスタッフの実際の悩みを解決に導いていただきます」と書いています。「面接官の指示に従い鑑定をしてください」とする会社も 1 社です。
回数は、1〜3 回とする会社が 2 社、1 次と 2 次の 2 回に分ける会社が 1 社でした。希望の日時を第 5 希望まで出させる会社では、時間帯は 10〜18 時の間で、日曜は行っていませんでした。
合否が分かるまで
合否の知らせ方は、模擬鑑定の当日中にメール、最短で即日から 1 週間ほど、電話で、の 3 通りでした(各 1 社)。
応募の条件(年齢・経験・占術・待機)
応募の条件で会社ごとに差が出るのは、年齢、経験、占術、待機できる時間です。
- 年齢
20 歳以上が 3 社、18 歳以上が 1 社、年齢不問が 2 社、書いていない会社が 3 社でした。1 社は「30代〜70代の幅広い方が活躍中」と書いていました。
- 経験
占いの経験を必須にしていたのは 3 社です。ほかは未経験でも応募できるか、経験を条件に書いていませんでした。
- 占術
応募の条件の文に、占術を持っていることを入れていたのは 5 社でした。占術が 1 つも無いとオーディションを受けられない、と書いていたのは 1 社です。
- 待機できる時間
待機できる時間を、応募の条件や歓迎・優遇の条件に置く会社が 5 社ありました。月 80〜100 時間、または 1 日 3〜4 時間という幅です。中身は「待機とノルマと顔出し」で比べています。
未経験から在宅で始めるときに要るものは「在宅で占い師を始める」にまとめています。
応募フォーム(書類選考)に書くこと
応募フォームに書くのは、本名と連絡先のほか、占術、得意な相談、待機できる時間、鑑定歴が中心です。書いた内容を、そのあとの電話で確かめる会社が 2 社ありました。
- 占術と得意な相談
得意な占術の欄を置いていたのは 5 社でした(条件に占術を書いた 5 社とは、顔ぶれが一部違います)。占術を複数選べる形や、得意な相談を選ばせる形のフォームもありました。
- 待機できる日と時間
鑑定できる日数と時間を聞くフォームのうち、1 社は土日祝に待機できるかまで聞いていました。
- 鑑定歴と所属先
1 社は対面と電話の鑑定歴を分けて聞き、今と過去に所属した会社まで書かせていました。別の 1 社は、未経験なら鑑定歴を「0 年」と書く欄でした。
- 自己 PR・鑑定名・顔出し
1 社のフォームは、自己 PR のほか、表に出す鑑定名と、サイトで顔を出せるかを選ぶ欄を置いていました。
書いた待機の時間は、合格したあとの待機の条件や、毎月か随時の査定に関わることがあります(当社の考え)。鑑定歴と待機できる時間は、実際のとおりに書いてください。
見られている点(採点の観点)
選考では、話し方と鑑定の力の両方が見られます。公開されていた観点は伝え方の項目が多めで、知識の深さや占術の数を挙げる会社もありました。9 社のうち 5 社が、選考で見る点を公開していました。
- 鑑定の進め方
5 社。鑑定の力、流れがなめらかか、結果をどう伝えるか。
- 挨拶・言葉遣い・マナー
4 社。最初と最後の挨拶、礼儀、社会人としての常識。
- 聞く力・会話の力
4 社。相談の聞き取り方、話を引き出す力、親身になれるか。
いちばん細かく書いていた 1 社は、11 の点を挙げていました。挨拶、相談の聞き取り方、話を引き出す力、相手の言葉を繰り返して確かめる力、物腰の柔らかさなどです。上から目線でないか、否定でなく肯定で返せるか、雑学や知識の深さも入っています。行える占術の数と、鑑定歴の長さも見るそうです。
親身さ、占いの実力、社会人のマナー、気持ちの安定、事務局とのやりとりの 5 つを挙げていたのは 1 社です。人柄や過去の人生まで見る、と書いていたのも 1 社でした。
合格率はどれくらいか
自社の合格率を募集サイトに書いていた会社は、9 社のうち 1 社でした。その会社の募集サイトの記事は、自社の「平均的な採用率は約5%とされています」と書いています。続けて「100人が選考を受けても合格できるのはたった5人」としています。
この数字の出どころは書かれていません。会社が自分で書いた数字で、外からは確かめられません。ほかの 8 社の募集ページでは、合格率の数字を見つけられませんでした。
1 社に落ちたことが、ほかの会社での結果を決めるわけではない、と当社は考えます。
受かりやすい人と、落ちる人の違い
公開されている観点から見ると、受かりやすいのは、鑑定の力に加えて、相手の話を最後まで聞ける人です(当社の考え)。厳しい結果にも、次にできることを添えて返せる人です。観点を裏返すと、落ちやすい振る舞いが見えてきます。
- 相談の途中で結論に入る
結果を早く言おうとして、相手の話を遮ってしまう。
- 断定して指示する
「それはやめたほうがいい」と言い切り、相手の行動を決めてしまう。
- 厳しい結果だけを伝えて終える
次に何をすればいいかを、ひとことも添えない。
- 黙ってしまう
電話では顔が見えません。カードを見ている間の沈黙も、相手を不安にします。
落ちる人の特徴として、傲慢さ、頑固さ、無責任さを挙げていたのは 1 社です。
電話では、声だけが頼りです。聞き取りやすい速さで話す、相手が話し始めたら譲る、カードの意味を相談の言葉に置き換えて伝える。どれも、公開されていた観点の「相談の聞き取り方」「結果の伝え方」にそのまま重なる点です。
受ける前にしておくこと
受ける前にできるのは、受ける会社を選ぶこと、人を相手に練習すること、受ける場所を用意することです。対策の講座は、受けなくても選考は受けられます。
どの会社を受けるか
受ける会社は、募集ページを並べて比べてから選んでください。比べるのは、応募の条件、選考の進め方、研修の有無、デビュー時の分給、待機の条件です。1 社は、今の所属を続けたまま応募できると書いていました。「働きやすい電話占いの見分け方」の物差しも、受ける会社を比べるときに使えます。
練習と、受ける場所の用意
練習は人を相手に行い、受ける部屋と電話は選考の日までに決めておきます。
- 人を相手に練習し、録って聞き直す
家族や知人を相手に何度か鑑定し、自分の声を録音して聞くと、話を遮っている所や沈黙が分かります。
- 受ける部屋と電話を用意する
家族の声や生活音が入らない部屋と、電波の安定した電話を決めておきます。静かな環境を応募の条件にする会社も 1 社ありました。
- 一度、相談する側で電話占いを使う
お客さまの側の流れを、一度自分で体験しておきます。
占いそのものの学び方は「占いの勉強のしかた」に、始めるまでの全体は「占い師になるには」にあります。
対策の講座は要るか
対策の講座を受けていなくても、選考は受けられます。9 社の応募の条件に、講座の受講を前提にした会社は 0 社でした。採点の観点は、9 社のうち 5 社が無料で公開しています。
気をつけたいのは、講座を受ければ仕事を回す、と仕事と講座の代金を結びつける誘いです。見分け方は「占い師の募集は怪しくないか」で説明しています。
合格したあと、デビューまで
合格すると、研修と契約、紹介文と写真の用意を経てデビューします。9 社のうち、研修やデビュー前の支えに触れていたのは 5 社でした(研修の語を使っていたのは 3 社)。
研修の日数を書いていたのは 1 社で、通常は約 7 日間、スタッフと 1 対 1 で行うとしていました。その研修には、模擬鑑定の試験と個別の振り返りも入っています。紹介文と写真の用意を専任のスタッフが手伝う、と書いていたのは 1 社です。
合格後の契約は、ウェブのフォームに入力して 10 分ほどで済む、という会社が 1 社です。過去最短のデビューは 1 週間、と書く会社も 1 社ありました。
合格したあとの報酬は、話した 1 分ごとの分給が中心です。デビュー時の分給の下限は 50〜80 円でした(公開していた 7 社、60〜121 円と幅で書く会社もある)。待っている時間に報酬を払うと募集ページに書いた会社は、9 社にはありませんでした(移籍する人向けの保証は別です)。収入の見方は「占い師の収入」にあります。
落ちたあとにできること
落ちても、別の会社を受ける、時間をおいて受け直す、選考の無い場で経験を積む、の 3 つの道があります。
- 別の会社を受ける
見られる点は似ていますが、合格の線は会社ごとに違います。
- 時間をおいて受け直す
再応募の決まりは、会社のページでは確かめられませんでした。受け直す前に、その会社に直接聞いてください。
- 選考の無い場で経験を積む
ココナラでは、出品に本人確認と電話番号の登録が要りますが、選考はありません。仕組みは「ココナラの電話占い」にあります。
受けた人の体験談とは別に、選ぶ側から見た落ちる理由を書いた記事があります。採用と育成に関わったという占い師のコタさんは、占えることと、採用したい占い師であることは同じではない、と書いています。落ちたあとに占術だけを勉強し直すと、本当の原因から外れることがある、とも指摘しています。出どころは note の記事です(2026 年 6 月 2 日公開)。題は「占い師オーディションに受からない理由|占いができても落ちる人に見られること」です。
電話占い ゆくえ には選考がありません
ゆくえ は、オーディションや面接を行わず、運営が先生を選びません。応募はメールで受け付け、当社から早めにお返事します。
登録に要るのは、本人確認の書類、ご本人名義の電話番号の登録、先生の規約への同意の 3 つです。先生の質は、紹介文の確認と、お客さまの口コミと通報で確かめます。紹介文は当社が確かめてから載せ、「当たる」「的中率」などの言い切りがあれば直していただきます。
登録のときに、鑑定の流れと決まりをまとめた手引きと、電話とチャットの使い方の動画 1 本をお渡しします。試しの通話と試しのチャットで、操作の練習もできます。応募の方法と条件、料金の決まりは「占い師の募集」にあります。
この記事に書いた他社の条件は、2026 年 9 月と 10 月 1 日に各社の公開ページと調査記事で確かめたものです。条件は変わります。申し込む前に、その会社のページでご自分で確かめてください。
このページで確かめた資料
- 電話占い 9 社の占い師の募集ページ(会社の名前は出していません)(2026 年 9 月 21 日に確認)
- そのうち 1 社の占い師募集サイトの記事(合格率の文。会社の名前は出していません)(2026 年 10 月 1 日に確認)
- note「占い師オーディションに受からない理由|占いができても落ちる人に見られること」(詳細を話す占い師・コタ、2026 年 6 月 2 日公開)(2026 年 10 月 1 日に確認)
よくある質問
自社の合格率を募集サイトに書いていたのは、当社が読んだ電話占い 9 社のうち 1 社だけでした。その記事は、自社の平均的な採用率を「約5%とされています」と書いています。出どころは書かれておらず、外からは確かめられません。
会社の担当者がお客さまの役になり、応募した人が本番と同じように電話で鑑定する選考です。当社が読んだ電話占い 9 社のうち 2 社は、担当者を実際に鑑定させる、と書いていました。
経験がなくても受けられる会社はありますが、選考があるので合格しないこともあります。経験を必須にしていたのは、当社が読んだ 9 社のうち 3 社でした。占術が 1 つも無いと受けられない、とする会社もあります。
本名と連絡先のほか、占術、得意な相談、待機できる時間、鑑定歴を書くのが中心です。当社が読んだ電話占い 9 社のうち 5 社は、応募フォームに得意な占術の欄を置いていました。書いた内容を電話で確かめる会社もあるので、実際のとおりに書いてください。
応募フォームに書いた内容と、これまでの経歴が中心です。確認の電話は、15 分ほどとする会社と、入力した内容をもとに 20〜30 分ほどとする会社がありました。
模擬鑑定の当日中にメールで知らせる会社や、最短で即日から 1 週間ほど、という会社があります。電話で知らせる会社もありました。
別の会社を受ける、時間をおいて受け直す、選考の無い場で経験を積む、の 3 つがあります。再応募の決まりは会社のページでは確かめられなかったので、受け直す前にその会社に聞いてください。落ちた理由を占術の不足だけと決めつけないことも大切です。
ありません。電話占い ゆくえ には選考がありません。登録に要るのは、本人確認の書類と、ご本人名義の電話番号の登録、先生の規約への同意だけです。応募はメールで受け付け、当社から早めにお返事します。