占い師の募集は怪しくないか
在宅・未経験可・高収入。この 3 つが並ぶと、まず疑うのが正しい態度です。確かめられる場所を並べます。
応募する前に確かめる場所は 6 つあります。登録料や教材費を取らないか、契約の形(業務委託か)と支払日が書かれているか、特定商取引法の表記があるか、会社の所在地と連絡先が分かるか、報酬の下限が数字で書かれているか、待機の条件が書かれているか。1 つでも書かれていない募集は、応募の前に問い合わせてください。
怪しく見える 3 つの言葉
「在宅」「未経験可」「高収入」。この 3 つが並ぶと警戒するのが正しい態度です。実際に、この 3 語は詐欺的な募集がよく使う組み合わせでもあります。
ただし、電話占いの募集が実際にこの 3 つに当てはまるのも事実です。在宅であることも、未経験可の会社が多いことも、上位の人の収入が大きいことも本当です。だから言葉だけでは分かれません。分かれるのは、条件の書き方です。
確かめる 6 つの場所
- 1. 費用を取らないか
登録料、教材費、研修費、システム利用料。当社が調べた電話占い 9 社に、占い師から費用を取る会社はありませんでした。求められたら内容を書面で確認してください。
- 2. 契約の形と支払日
業務委託であること、締め日と支払日が数字で書かれていること。書かれていない募集は問い合わせてください。
- 3. 特定商取引法の表記
お客さま向けのサイトに、運営者・所在地・連絡先・支払いの条件が出ているか。出ていない会社は、そもそも客が付きません。
- 4. 電気通信事業の届出番号
客と占い師の通話を会社の仕組みでつなぐ形は、届出が要ると読めます。番号を掲げている電話占いを 7 社確認しました。
- 5. 報酬の下限が数字であるか
「高収入」ではなく「分給◯円〜」と書かれているか。9 社のうち 7 社が下限を公開していました。
- 6. 待機の条件
「ノルマなし」とだけ書かれていて、待機時間の話がまったく無い募集は、入ってから食い違いが出やすい形です。
登録料を取る募集のこと
占い師から費用を取る仕組みは、会社の収入が「鑑定の手数料」ではなく「応募してきた人」から生まれる形です。そうなると、会社にとっては客を集めるより人を集めるほうが儲かります。ここが、続かない募集の見分け方になります。
資格や講座とセットになっている募集も同じ見方をしてください。学ぶこと自体は悪くありませんが、「この講座を受けないと登録できない」という形は、費用を取る仕組みと同じです。
個人情報はどこまで渡るか
会社には、本名、住所、振込先の口座が渡ります。報酬を払う以上、ここは避けられません。渡さずに報酬を受け取る方法はありません。
渡す先が実在する会社かどうかは、上の 3 と 4 で確かめられます。所在地と連絡先が出ていない相手に、本名と口座を渡さないでください。
電話番号は客に知られるか
業界の一般的な形では、知られません。会社の仕組みが両側をつないでいるので、客の画面にも占い師の画面にも、相手の番号は出ません。この点を客向けのページで明記している会社が 5 社、募集ページで明記している会社を合わせると 7 社ありました。
鑑定名も本名と別にするのが普通です。お客さまと直接連絡先を交換することは、当社が調べた 7 社すべてが規約で禁じていました。
電話占い ゆくえ では、鑑定はアプリでも、ふつうの電話でも受けられます。かけるのは占い師の側です。お客さまにも先生にも、相手の電話番号は表示されません。アプリでも、ふつうの電話でも同じです。
公開されるのは性別だけです。氏名・住所・生年月日はご登録いただきますが、公開しません。鑑定名のままで出られます。条件は全部募集のページに出しています。
この記事に書いた他社の条件は、2026 年 9 月に各社の公式ページで確かめたものです。条件は変わります。申し込む前に、その会社のページでご自分で確かめてください。
よくある質問
当社が調べた専業 9 社では、登録料を取る会社はありませんでした。登録料や教材費を求められたら、内容を文書で確認してください。
鑑定名は本名と別にするのが業界の一般的な形です。客に個人情報が渡ることは通常ありません。