占い師になるには
/ / 執筆 電話占い ゆくえ / 書き方の決まり
占い師の仕事は、資格より先に、占術を使って人を占った経験から始まります。どこで受けるかによって、選考の有無や用意するものが変わります。
占い師になるには、占術を 1 つ身につけ、人を占った経験を積んでから、報酬を受け取る場所を選んで応募か登録をします。占い師の国家資格や、仕事を始めるための国の許可は、当社が調べた範囲では見つかりませんでした。多くの電話占いの会社では選考があり、話し方と鑑定の力の両方が見られます。
占い師になるまでの 5 つの手順
占い師の始め方は、占術を 1 つ選ぶ、人を占って練習を重ねる、報酬を受け取る場所を決めて応募か登録をする、という順で進みます。占術とは、四柱推命やタロットのような占いの方法のことです。
- 占術を 1 つ選ぶ。最初は 1 つに絞り、人に説明できるところまで進めます。
- 身近な人を占って練習する。自分や家族、友人を相手に、相談を聞いてから結果を伝えるまでを繰り返します。
- 知らない人を占う。無料や少額の鑑定で、知らない人の相談を受けます。
- 報酬を受け取る場所を選ぶ。家で受けたいか、店に出たいか、客を自分で集められるかで選びます。
- 応募か登録をする。電話占いの会社に入るなら、多くの会社で選考を受けます(ゆくえ には選考がありません)。個人が出品できるサイトなら、本人確認などの登録をして出品します。
何か月かかるかを数字で示した記事は、当社が 2026 年 10 月 1 日に読んだ中にはありませんでした。練習の回数についても、決まった基準は作らなくてよいとする記事があります(note の記事・detail_kota)。人を占ってよいかの目安は「占いの勉強のしかた」にあります。
占い師とはどんな仕事か
占い師とは、相談する人の悩みを聞き、占術で読んだ結果をもとに助言する仕事です。受け方は、対面・電話・メール・チャットの 4 つに分けて説明されます(キャリカレと Indeed の解説記事)。
対面は占いの館や店のブースで受け、電話・メール・チャットは家からでも受けられます。在宅でできる募集が多い、と書く解説記事もあります(Indeed、2021 年 4 月時点のデータをもとにした記事)。
占い師は、得意な占術によって「占星術師」「風水師」などとも呼ばれます(Indeed の解説記事)。電話占いの会社の募集ページでは、「鑑定師」「占い鑑定士」という呼び方も使われていました。
国の資格や許可は要るか
占い師になるための国家資格や、占いの仕事を始めるための国の許可は、当社が調べた範囲では見つかりませんでした。占いの資格は、どれも民間の団体が出すものです。
当社が 2026 年 9 月に募集ページを読んだ電話占い 9 社(以下「9 社」)でも、資格を応募の条件に書いた会社は 0 社でした。民間の資格の種類と、取るのにかかる費用は「占い師に資格は要るのか」で比べています。心理学やカウンセリングの資格を、役に立つ資格として紹介する解説もあります。ただ、9 社はどれも応募の条件には入れていませんでした。
国の許可は要りませんが、仕事を始めるときは税務署への届け出が要る場合があります。届け出が要る人と期限は「占い師の副業」にまとめています。
年齢や経験の条件
年齢や経験の条件は、占い師という仕事ではなく、働く先ごとに決まっています。占い師になるのに資格や学歴、年齢、性別は関係ない、と書く解説記事もあります(キャリカレ)。
電話占いの会社の場合、占いの経験を必須の条件に書いていたのは、2026 年 9 月に読んだ時点で 9 社のうち 3 社です。応募の条件に「年齢、性別、学歴不問」と書く会社もあります。
選考のある会社では、条件を満たしても合格しないことがあります。年齢の下限や占術の条件の内訳は「電話占いのオーディション」にまとめています。
最初の占術の選び方
電話で受けるなら、最初の占術は、生年月日から読む占術かカードを引いて読む占術が始めやすい、というのが当社の考えです。どちらも、相手の姿を見なくても占えるからです。
占術は、命術(めいじゅつ)・卜術(ぼくじゅつ)・相術(そうじゅつ)の 3 つに分けて説明されます(学研キッズネットなど、霊感・霊視を 4 つ目に置く説明もあります)。このうち手相や人相のように形を見て読む相術は、電話では扱いにくい占術です。それぞれの特徴は「電話占いの占術の種類」で説明しています。
電話占いの会社には、応募の条件に「占術を1つ以上お持ちの方」と書くところがあります。まず 1 つを人に使えるところまで進めておけば、こうした条件の 1 つを満たせます。
独学・タロット・在宅・霊感なし・副業で目指すとき
どこから目指しても、占術を 1 つ身につけて人を占う、という手順は変わりません。違うのは、何で学ぶかと、どこで受けるかです。
独学で目指す
9 社の応募の条件に、講座やスクールの修了を求める項目はありませんでした。独学でつまずきやすい所は「占いの勉強のしかた」で扱っています。本で読み方を覚えたら、身近な人を相手に練習します。
タロット占い師を目指す
タロット占い師を目指すときは、カードの意味を覚え、引いて読む練習を重ねてから身近な人を占います。覚える順番は「タロットを独学で身につける」に書きました。カードは占う側の手元で引けるので、相手の姿が見えない電話でも使える占術です。
在宅で始める
家で始めるなら、電話・メール・チャットで受ける働き方になります。入口は、電話占いの会社、個人が出品できるサイト、SNS などで自分で客を集める形の 3 つです。要るものは「在宅で占い師を始める」にまとめています。会社によっては、パソコンやネットの環境、待機の時間も条件になります。
霊感が無いとき
9 社の募集ページに、霊感を必須と書いた会社はありませんでした。霊感を問わない募集の多さと、霊能者をはっきり募集する会社の例は「霊感のある占い師の募集」で扱っています。四柱推命やタロットは、本で読み方を学べる占術です。
副業で始める
勤めを続けながら始める場合も、入口は下の 4 つの場所と同じです。給与のほかに占いの所得があるときは、確定申告や住民税の申告が要ることがあり、その条件も「占い師の副業」で扱っています。
最初の経験の積み方
最初の経験を積む場として、無料の鑑定を挙げる記事があります。キャリカレの記事は、SNS での無料鑑定で経験を積む道を挙げています。その先には、占いの館や電話占いの会社に入る道と、スキルを売るサイトで始める道がある、としています。
ただし、無料鑑定を経験しないと占い師になれない、というわけではありません。何件したら次へ進むかは、件数で決めなくてよいとする記事があります(note の記事・detail_kota)。同じ記事は、有料の鑑定を始めることと活動の場所を決めることにも、決まった順番は無いとしています。
無料の段階で身につけたいのは、相談を聞き取る順番と、厳しい結果の伝え方です。相手の話を途中で自分の話にすり替えないこと、上から言わないことは、一人では練習しにくいところです。
占い師として守ること
占い師として守ることの土台は、次の 3 つだと当社は見ています。結果を言い切らないこと、不安をあおらないこと、医療や法律のように専門家が扱う相談を引き受けないことです。
占い師の倫理として、相談の中身を外に漏らさないことや、自分の限界を知ることを挙げる解説があります(日本占い師協会)。当てることより相談する人に寄り添い、不安をあおらない言葉で伝えるよう勧める解説もあります(欧陽有紀さんのサイト)。
ゆくえ では、法律・医療・違法な行い・公序良俗に反する内容・ギャンブルと投資の予想・人の生死にかかわるご相談は受け付けません。紹介文で「このままだと」「早くしないと」と怖がらせる書き方も載せられません。
報酬を受け取る 4 つの場所
占い師が報酬を受け取る場所は、対面の店、電話占いの会社、個人が出品できるサイト、自分で集めた客の 4 つです。電話・メール・チャットで受けるなら、家で仕事ができます。
対面の店で占う
占いの館などに、決まった曜日と時間に出て、来た客を占います。店に出る仕事の求人の読み方は「占い師のバイトはあるのか」にあります。
電話占いの会社で受ける
客は会社が集めます。9 社はどれも 1 分いくらで報酬を払う形で、待つ時間に報酬を払うと書いた会社は 0 社でした。働き方を業務委託と書いていたのは 7 社です。求人の読み方は「占い師の求人の見方」に書きました。
個人が出品できるサイトに出す
値段を自分で決めて出品し、サイトに来た客から依頼を受けます。選考を置かず、本人確認などの登録だけで出品できるサイトもあります。
自分で客を集める
SNS やブログで相談者を集め、予約と支払いも自分で受けます。集客を自分でするか、場を持つ側に任せるかの違いは「ココナラの電話占い」で比べています。
デビューまでの流れ
電話占いの会社では、応募、書類と電話での確認、模擬鑑定、合否の連絡、紹介文と写真の用意を経てデビューします。選考の日数と見られる点は「電話占いのオーディション」で説明しています。
デビューの前には、サイトに載せる紹介文と写真を用意します。9 社のうち 3 社は、紹介文を会社の側で書くと案内していました。写真を必須にする会社がある一方、顔を出すかどうかを選べる会社もあります。顔出しの扱いは、「待機とノルマと顔出し」で会社ごとに比べています。
占い師に向いている人
占い師に向いているのは、相手の話を最後まで聞き、分かりやすい言葉で返せる人だと当社は考えます。電話占いの会社の選考でも、話し方と鑑定の力の両方が見られます。
当社は 2026 年 10 月 1 日に、向いている人や要る力を挙げた解説記事を 6 本読みました。人と話す力(コミュニケーション)と、話を聞く力は、それぞれ 5 本が挙げていました。人生経験は 4 本です。
公開されていた選考の観点は、挨拶や相談の聞き取り方、上から目線でないかといった伝え方の項目が多くありました。知識の深さや使える占術の数を挙げる会社もありました。
向いているかどうかは、始める前には分からないとする記事もあります(note の記事・detail_kota)。まず占術に触れて、判断の材料を作る考え方です。
収入は 1 分あたりの報酬と鑑定した分数で決まる
電話占いの会社で受ける場合の収入は、1 分あたりの報酬(分給)に、鑑定した分数を掛けた額です。デビュー時の分給の下限は、9 社のうち 7 社が公開していて、50〜80 円でした。60〜121 円と幅で書く会社もありました。
お客さまを待つ時間は、この分数に入りません。自分で料金を決めて出品する形なら、収入はその料金と話した分数、サイトの手数料で決まります。報酬の決まり方と年収の計算は「占い師の収入」にまとめました。
占い師の名前(鑑定名)の決め方
鑑定名は、電話口で聞き取りやすく、同じ名前の先生がほかにいない名前にするのが目安です。占い師は、本名とは別の鑑定名で活動できます。
9 社のうち、応募を本名で行うと分かったのは 3 社で、そのうち 1 社は本名とは別に「鑑定師名」の欄を設けていました。会社を移った先に、前のお客さまが探して訪ねてくれた、という声を募集ページに載せる会社もあります。
ゆくえ の先生は、鑑定名で出られます。先生ご本人について公開するのは、鑑定名・プロフィール画像・性別・鑑定歴(年と月)です。希望した先生は、声の見本も載せます。氏名・住所・生年月日は公開しません。辞めるときも、鑑定名は持って出られる決まりです。
ゆくえ で始める場合
ゆくえ で始める場合は選考がありません。先生は業務委託で所属し、料金は当社が先生と相談して決めます。応募の条件は、占いの鑑定の経験(対面・電話・チャットを問いません)、占術 1 つ以上、日本国内在住、050 番号以外の固定電話(電話で受ける方)、当社との円滑な連絡の 5 つです。年齢・性別・学歴は問いません。選考の代わりに、本人確認の書類とご本人名義の電話番号の登録、規約への同意をお願いします。取り分はお客さまが払った鑑定料の 50% で、特典で払われた鑑定料にも払います。
先生のページと一覧には、プロフィール画像を載せます。登録のときに、この画像を 1 枚お送りください。顔を出さずに活動することもでき、顔を隠したご本人の写真やイラストも使えます。登録のときに、鑑定の流れと決まりをまとめた手引きと、電話とチャットの使い方の動画 1 本をお渡しします。応募はメールで受け付けています。応募の方法と料金の決まりは「占い師の募集」に載っています。
- 占い師に資格は要るのか
占い師の資格は民間の団体が出すもので、自宅で受ける試験なら受験料 10,000 円(税込)の例があります。
- 占いの勉強のしかた
占いの勉強は、占術を 1 つ選んで読み方を覚え、人を相手に伝え方を練習する 2 段で進めます。学び方は独学・教室・通信講座・弟子入りの 4 つです。
- タロットを独学で身につける
タロットは独学で身につけられる占術で、78 枚のうち大アルカナ 22 枚から覚え始めます。
ゆくえ で、お客さまが特典で払った鑑定料の扱いは、2026 年 10 月 27 日に定めました。この記事に書いた他社の条件は、2026 年 9 月と 10 月 1 日に各社の公開ページと調査記事で確かめたものです。条件は変わります。申し込む前に、その会社のページでご自分で確かめてください。
このページで確かめた公的な資料
- 消費者庁「優良誤認とは」(2026 年 10 月 1 日に確認)
- 国税庁 タックスアンサー No.2090「新たに事業を始めたときの届出など」(2026 年 10 月 1 日に確認)
よくある質問
当社が 2026 年 9 月に募集ページを読んだ電話占い 9 社では、資格を応募の条件に入れた会社は 0 社でした。占いの経験を必須にしていたのは、その時点で 3 社です。選考のある会社では、合格しないこともあります。
占術を 1 つ選ぶところからです。電話で受けるつもりなら、相手の姿を見なくても占える占術を選びます。生年月日から読む占術や、カードを引いて読む占術です。
占い師として働くための国の許可や免許は、当社の調べでは見当たりませんでした。事業として始めるときは、税務署への届け出が要ります(国税庁)。届け出が要る人と期限は、このサイトの「占い師の副業」のページにまとめています。
相手の話を最後まで聞き、分かりやすい言葉で返せる人だと当社は考えます。当社が 2026 年 10 月 1 日に読んだ解説記事 6 本では、人と話す力と話を聞く力を 5 本ずつが挙げていました。人生経験は 4 本です。
対面の店で占う、電話占いの会社で受ける、個人が出品できるサイトに出す、自分で客を集める、の 4 つがあります。電話・メール・チャットで受けるなら、家で仕事ができます。
カードの意味を覚えて引いて読む練習を重ね、身近な人、知らない人の順に占います。カードは占う側の手元で引けるので、電話でも使えます。そのうえで、電話占いの会社に応募するか、個人が出品できるサイトに登録して出品します。
本名とは別の鑑定名で活動できます。電話口で聞き取りやすく、同じ名前の先生がほかにいない名前を目安にしてください。
得意な占術によって「占星術師」「風水師」などとも呼ばれます(Indeed の解説記事)。電話占いの会社の募集ページでは、「鑑定師」「占い鑑定士」という呼び方も使われていました。